iPod touch＆iPhone オンラインストレージの使い方　Air Sharingのネットワーク設定

iPod touch ＆ iPhone を外部ストレージ（外付けHDD）として使用する方法と使い方

iPod touchは基本的に外部ストレージとして使うことが出来ないのがユーザーにとってネックとなっていましたが、iPhone/touchをストレージにする事ができる公式のアプリが登場しました。　Air Sharing というアプリです。

Air Sharingとは？

Air Sharingとは、iPhone/iPod touchを外部ストレージにする事ができる公式のアプリ。
PCから様々なファイルを転送してWi-Fiストレージとして使えるようになります。

• また、ビューワー機能も備え、例えばサポートするファイル形式は下記のとおり。
  Word、Excel、PowerPoint、PDF、HTML、TEXT（UTF-8で日本語対応）、MP3、AAC、Apple Lossless、WAV、MPEG-4、GIF、PNG、JPG、TIFFなど。　この他にも様々なファイルに対応し、普段使いに大変便利です。
• ファイルの転送方法は iTunes ではなく、無線LAN による転送方法のみ。無線LAN環境では非常に便利な反面、USBメモリーのように有線で使うことが出来ないデメリットもあります。
  ただ、無線LAN環境での利用なので、保存してあるファイルを皆で共有（Publicフォルダを利用）出来るのはメリットでしょう。　その他、パスワードによるアクセス制御も可能。
• パソコン側には特別なソフトは必要なくWindowsやMacOS、Linuxでも利用可能。　Bonjourに対応しているため、Macであれば自動認識で簡単に接続できる。　ただ、Windowsでは設定がやや面倒に感じる人もいらっしゃるでしょう。
• 設定方法や使い方は下記のリンクが参考になります。
  Air Sharing のネットワーク設定方法

Air Sharingのダウンロード　　 iTunesが立ち上がります。

つまり、iPhone/iPod touch をストレージとして使うには、無線環境が必須であり、外付けHDDやUSBメモリーのようにパソコンに有線で接続して、ストレージとして使うことは出来ません。

iPhone/iPod touch で無料で使用できるオンラインストレージの無料アプリ

上記でご紹介したAir Sharing は、iPhone/iPod touch そのものをストレージとして利用するための手段ですが、iPhone/iPod touch の中ではなく、web上に各種ファイルを保存し、iPhone/iPod touch からインターネットで各種ファイルが保存してある webページにアクセスし、各種ファイルを利用するという方法もあります。
このオンラインストレージは、無線環境がある場所でなければ各種ファイルにアクセスできませんが、本体の容量を気にすることなく webサーバにファイルを置いておくことができるメリットがあります。

• Nドライブ
  5GBまで無料で利用できるオンラインストレージ。　1ファイルにつき最大200MBのファイルをアップロード可能で、ドラッグ＆ドロップによる簡単アップロードにも対応。Microsoft Office文書ファイルのビューア機能を備えている。
• Dropbox
  2GBまで無料で利用できるオンラインストレージ。　英語サイトだが、iPhone/iPod touchユーザーにとっては非常に使い勝手が良い。　上記でご紹介したサービスとは違い、自宅のパソコンにあるファイルを、会社のパソコンに自動転送してくれるというもの。　もちろんその逆も可能。つまり、自宅や会社のパソコンに入っているファイルにiPhone/iPod touchからアクセスができる。　　» 設定方法などの詳細

iPhone/iPod touch 内のファイルをエクスプローラ風に管理！　フリーウェアの無料ソフト

DiskAid

• USBで接続したiPhone/touchをマウントして、中のファイルをコピーしたり転送したり出来る。
  保護されているシステム領域 (ルートフォルダ) は対象外だが、写真や楽曲データなどが保存されるメディアフォルダを通じて、Windows/Mac間とのファイルの送受信が可能になり、外部ストレージとして使えるようになる。
• ドラッグ＆ドロップによるファイル操作や、メディアフォルダを介した自由なファイルコピー / 移動が可能であるため、データのバックアップを目的とした、モバイルディスクとして利用することも出来る。
• DiskAid for Windows and Mac のダウンロード

Windowsの操作画面

2008/12に「DiskAid 2.0」 を公開。
バージョンアップも頻繁に行われており、動作も安定。

iPhone OS 3.2 ＆ iOS 4.0、iPad、iPod touch に対応している。

iPod nano / classic を外部ストレージ（外付けHDD）として利用する for iTunes8

1. iPodをパソコンに接続する。
2. 初めて外付けハードディスクとして使う時は、iTunesの画面で「概要」メニューの「オプション」にある「ディスクとして使用する」にチェックを入れる。　これでiPodが外部ストレージとして使用できます。
3. パソコンの [スタート] メニューから [マイコンピュータ] を開くとiPodが外付けハードディスク （リムーバブル ディスク） として認識されているはずですので、iPodのファイルを開いて、ドラッグ＆ドロップなどでデータを出し入れしてください。
4. iPodをはずす時はiTunesのイジェクトボタンをクリックします。