フィリップスは、オランダの創業者アントン・フィリップスとヘラルド・フィリップスが1891年に創業し、カーボンフィラメント電球の製造を開始したことに始まる。
オランダと言えば、株式会社発祥の国 (東インド会社は世界初の株式会社)であり、20世紀にはノーベル物理学賞 受賞者を8人輩出している国でもある。 このフィリップスの電球はヨーロッパ各地に販売して成功し、その後はラジオ受信機、蓄音機、電気通信装置などに拡大。1930年代半ばにはラジオ用真空管の世界最大メーカーとなる。 こうしてフィリップスは総合エレクトロニクスメーカーとしての足場を築きあげていく。
1970年代にはレーザーディスクを開発し、1983年には画期的な技術を世に送り出す。フィリップスとソニーが共同開発したコンパクトディスク(CD)である。 更に1990年代にはDVD開発にも大きく関わっている。
このように、半導体、音響・映像機器分野で高い技術力を持っていることで知られる一方、インダストリアルデザインに凝った製品が多く、その分野でも先駆的存在。デザイナーを社内に多く抱えているのも特徴。
開封前の商品パッケージ。 几帳面な筆者は切らずに丁寧に開けようと試みたがどうやっても開かず、5分間格闘の末パッケージをカッターナイフで切ってしまった。見事な敗北・・・。 その後に気づいた左右のセロテープ。 どちらかを剥せば切らずとも簡単に開ける構造でした・・・。
テープの透明度が高すぎて気付かなかった。
パッケージは表も裏も英語・フランス語・ドイツ語表記。 日本語の説明は無いので、コントローラーの使い方やスペックについてはアマゾンを参照。っていうか、PHILIPSさん、自社で日本語の説明付けましょう。
ただ、日本語の説明を付けることで価格が高くなるのなら現状でも仕方ないとする。
SHE9755/10 のモデルはiPod用リモコン付き。ボイスメモに対応したマイク内蔵型。
イヤホンを装着した状態でちょうどあごの下あたりにリモコンが位置するため、満員電車の中でも片手で楽々操作が出来、使い勝手はとても良い。 iPodユーザーには強くおすすめ。
iPhone用マイク、リモコン付きイヤホンと、リモコン無しイヤホンもある。
着け心地は、他の一般的なイヤホンと比べて圧倒的に素晴らしい。 シルバーの部分がグミのような柔らかいジェル素材で出来ており、プラスチックが耳に当たっている感覚が無い。 長時間装着していても痛くなりにくいと感じる。 装着感が良いため遮音性が非常に高く、ボリュームを低く設定できるためバッテリーの節約にもなる。
ただ、素材の特性上、若干汚れやすいので濡らしたタオルなどで拭いてあげると良いだろう。
音漏れに関してはiPodのボリューム50%を境に、わずかに漏れ始める程度。 コードは左右対称のY字のため、どんな場面でも使いまわしがしやすい。
高音 中音 低音 透明感 装着感 |
オールラウンドで良い音が楽しめる、自信を持っておすすめできるイヤホン。 コストパフォーマンスは最高である。 この高音質イヤホンがアマゾンで56%OFFの3000円台(しかも送料無料!)という価格は信じられない。 |
付属するプラスチック製のイヤホンケース。説明が一切無いので、どう巻けば良いのか5分間、試行錯誤しながら写真のように巻くことが出来た。
ただ、毎回このように巻くのは結構面倒だと感じるのは筆者だけであろうか?
ただ、このように巻いておけば断線や汚れを防ぐことが出来るのは間違いない。
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